2013年5月16日木曜日

栃木観光〜その15 大谷寺と平和観音

大谷資料館に行ったらすぐ近くに「大谷寺」というお寺があるので、ぜひついでに立ち寄ってみましょう。

 大谷資料館から車で5分くらいのところに大谷寺はあります。 

崖を背負っているというとんでもない場所に建っています。


 


 入り口の門は朱色で、朱色の阿吽の像が護っています。


 


 入り口で拝観料300円を支払い中に入ると、さらにすごいことになっていました。


 


 岩の中にお堂が建っているような感じです。


 


 近くで見るとお堂が岩の一部になっているようです。


 


 お堂の中は写真が撮れないので説明だけですが、お堂の奥には弘法大師が洞穴に刻んだと言われている日本最古の石仏があります。 

現在では岩肌と同じ色になっていますが、当時金箔で覆われていたのですが、火災が起きたときに金も剥がれてしまったそうです。

 お堂の屋根には鬼がついていました。


 


 お堂の横に資料館があって先ほどの拝観料と一緒になっていたので、入ってみました。 

資料館には1万1000年前の人骨が展示されていてこちらも見応えがあります。 

資料館の奥には庭があり、そこも入れるようになっています。


 


 弁天堂と白ヘビの由来の立て看板がありました。


 


 お寺の幕に徳川家の葵の紋があったので気になり、お寺の人に聞くと徳川家康の長女の亀姫が当時の住職の天海の弟子の伝海の中興を援助し、現在の大谷寺の基盤を作ったそうで、その後、徳川家の保護の元に繁栄したからだそうです。 

大谷寺を出るときにお寺の人に、すぐ近くに大きな観音像があるからここに車を停めて歩いて見て来なと言われ行ってみました。 言われたとおり、大谷寺を出て左に曲がり一つ目のを右に曲がるとなにやらありそうな場所に出ました。


 


 言われなかったらわからないくらい突然観音像が出て来ました。


 


 この観音像は第二次世界大戦で無くなった方達のために作られた像とのことです。

 それにしても、さっきの曲がり角を曲がるまでまったく気配もなく、いきなり大きな像が現れたのでびっくりしました。 観音像の後ろに階段があり、顔の近くまで上ることが出来ます。


 


 周囲は山になっていて、まだまだ大谷石がたくさんありそうです。


 


 観音像の前は広場になっていて、のんびりすることが出来ます。

 


 大谷寺に行ったら忘れないように観音像も観て行きましょう!