2013年5月16日木曜日

栃木観光〜その13 大江戸温泉物語 鬼怒川御苑

栃木県の温泉地で知っていたのが「鬼怒川温泉」だったので、賑やかなんだろうと思って栃木旅行の宿泊場所は鬼怒川温泉にしました。

じゃらんで適当に探していたらたくさんホテルや旅館が出て来たのですが、多くてなかなか決められなかったので今回はテーマを絞って決めました。

じゃらんで出て来たホテルを大きく分けると「豪華」「温泉」「料理」「安い」という4つに分けることが出来たので、今回の旅行は「豪華」と「温泉」を捨てて、「料理」と「安い」ということで決めた旅館が「大江戸温泉物語 ホテル鬼怒川御苑」でした。

ここは、宿泊費が朝夕の2食付きで一人6,800円という大特価でした。大江戸温泉物語という名前がついていますが、たぶんこれは大江戸温泉物語グループが経営不振になった「ホテル鬼怒川御苑」を買収したか運営委託を受けたかで大江戸温泉物語の名前を使っているのでしょう。

今回「大江戸温泉物語 ホテル鬼怒川御苑」を予約した決めての一つは6,800円という価格でした。多分経営不振のホテルを使っているので初期投資が少なく、安い宿泊料でもやっていけるのだとおもいますが、宿泊を決めたもうひとつの決めてが夕食での「カニ食べ放題」です。

「内陸の栃木でなんでカニ?」と思いましたが、とにかく安いしカニ食べ放題ならいいやと思ってあまり期待せず予約しました。

ホテルにはナビをセットしてナビの通りに車を走らせていたら到着しました。




玄関の前に車を停め、荷物を下ろし少し離れた駐車場に移動するために送迎バスに着いて走ります。すぐ第3駐車場に到着し、そこに車を停め送迎バスに乗り込みホテルに戻りました。

あとで駐車場まで歩きましたが、5分くらいで着くので散歩がてら歩いても大丈夫な距離です。

ホテルに到着したらまずロビーでチェックインをして部屋に移動します。館内地図をもらいましたが、館内は広すぎて迷子になりそうなほどです。




ロビーの大きな窓からはきれいな景色を眺めることができます。




エレベーターの横には昔ながらの何でも売っているお土産屋があって嵐の曲をエンドレスで流しながら、大声で客引きをしていました。個人的には雰囲気が壊れるので、静かに営業していたほうが良いと思いました。

6階にエレベーターが到着し部屋の鍵を開けてドアを開けます。内開きのドアですが、ドアを開けると玄関のスペースがすべてドアの開く場所になってしまうので、靴がおけません。仕方がないので一度土足のまま上がって、ドアを閉めてから靴を玄関に脱ぎました。経営不振になった理由が分かる気がします。

部屋の景色は良くないですが、部屋の中はきれいで特に問題はないです。浴衣も用意してあります。大きさが合わない人は事前にロビーで自分に合う大きさの浴衣を受け取れるようになっています。

まずは、食事の前に温泉に行ってみました。

最初に露天風呂に行こうと思ったのですが、館内が複雑で分かり難いです。

やっとのことで露天風呂に到着しましたが、洗い場がありません。仕方がないので軽く体を流して風呂に入ります。

静かで落ち着くのですが、結構開放的なお風呂で他からも見えるような気もしますが、、、

まあ、気にせずのんびりと温泉に浸かります。露天風呂のお湯は結構ぬるめでした。

体を洗えてないので、そのあと内風呂に移動して内風呂に入ります。内風呂は結構大きくこちらはさっきより眺めが良く、内風呂の方が良さそうです。馬油シャンプーが置いてありました。

やっと体と頭を洗えて、湯船にゆっくり浸かれてさっぱりしたので、一度部屋に戻ってゆっくりしてから夕食の会場に向かいました。

大江戸温泉物語 ホテル鬼怒川御苑では「ライブレストラン」というところでご飯を提供していて、すべて食べ放題でした。


ロビーでチェックインをするときに夕食の時間を決めて、その時間に行くと空いている席に案内してくれるシステムなのですが、結構混雑するためライブレストランの前で少し待つこともあります。




たまたまタイミングがよかったのか、すぐに案内してくれました。

ライブレストランの中は新しく、広く、明るく、きれいで、ここは大江戸温泉物語ブランドになったときに改修工事をしたのだと思います。





空いている席に案内されたら後は勝手に好きな食材を取りに行くだけです。アルコールが飲みたい方はここで注文して、チェックアウトのときに清算するのですが、3杯飲んだら飲み放題の方が特と言われてついつい飲み放題を注文してしまいました。飲み放題といっても90分1,200円で生ビールからサワー、ウイスキー、日本酒、焼酎、梅酒などなんでもあるのでお得だと思います。何より、豪華な酒に合う料理が食べ放題なので飲まないのは寂しすぎます。

さっそく決め手になった「カニ」を取りにいきました。カニは思ったより太くてしっかりした茹でた足が山になって積まれていたので、まずは味見に4本、そして近くにあった刺身と寿司とゆばを取って来ました。




まずは、カニから食べます。カラをパキッと折って身を取り出してみると、、、かなりしっかり身が詰まっています。山の中のカニ食べ放題、しかも宿泊料も安いのでぜんぜん期待していませんでしたが、これはかなり良いカニです。身がぷるぷるして何もつけなくても美味しいです。

いや~。

カニすごいです。

刺身はまあまあでしたが、寿司はシャリが固くそこまで美味しくはないですが、まずくもないです。ゆばは、、、完全に「豆腐」の味です。昼に日光の「さんフィールド」で美味しいゆばを食べてしまったのでさすがに比べては悪いと思います。

まあ、カニが美味しすぎるので正直他のものはどうでも良いという感じです。

お酒が進みます。

一通りプレートの上の物を食べきったので次を取りに行きます。

「ライブレストラン」という名前のとおり目の前で調理してくれるものがあるのですが、「てんぷら」と「ステーキ」をカウンターで調理していたのでもらって来ました。

まずは、揚げたてのえびのてんぷら。

うまい!

えびがぷりぷりしていて、ものすごく美味しいです。

塩につけて食べるのですが揚げたてはやっぱり美味しい!

ステーキも食べてみました。

、、、こちらはまあまあです。

ちょっと固いかな~って感じです。

この辺りでこれから食べる食材をカニにしぼっていくことにしました。

それにしてもカニっていくら食べても飽きないもんですね。

しかも、飲み放題にしちゃったので、ビール、日本酒熱燗、梅酒などお酒が進みます。

結局途中からカニしか食べませんでした。

カニ酢もあったのですが、カニ酢の味がいまいちで醤油につけたりそのまま食べたりしてました。

そうしたら机の上がカニの殻だらけに、、、




言えば片付けてくれると思うのですが、この一枚の写真が撮りたかったので貯めておきました。

カニを食べ過ぎて最初は下手だったカラの剥き方が、最後の方にはかなり上手になるというスキルアップがありました。

カニに恨まれそうです。




食べ放題と言っても数に限りがあって、最後の方にはカニがなくなるんじゃないかと思ってましたが一旦無くなりかけたカニが途中で大量に追加されてました。

大江戸温泉物語の本気を感じました。

夕食は大満足でした。

ライブレストランの前に居酒屋があるのですが、そんなところに寄らなくても良いくらい飲んで食べました。




小さなゲームコーナーもあります。




ホテルの中に卓球台が置いてある座敷があって、空いていれば誰でも卓球を出来るのですが、食後に軽く運動しました。

朝起きてからの朝食もライブレストランでのビュッフェなのですが、とても豪華です。

和風、洋風どちらも楽しめるようになってます。




朝食もお腹いっぱい食べました。

チェックインの時に昨晩の飲み放題分も含めて清算です。

1泊2食付きで一人6,800円。そして、飲み放題もつけたのでプラス1,200円で8,000円の支払いでした。

チェックアウトをしたあと、駐車場まで送りのバスが出てますが荷物が少なかったし歩いて5分くらいなので食後の散歩がてら歩いて行きました。

今回泊まった「大江戸温泉物語 ホテル鬼怒川御苑」ですが、泊まる前は少し不安だったものの、結果大満足です。

コストパフォーマンスが良いですね。

もちろん部屋の入り口やお風呂については多少の不満もありますが、あの値段であれだけのサービスならトータルではかなりよかったと思います。

値段で割り切って食事を楽しむならオススメです!


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